【名前・漢字の由来】「枇杷」と「琵琶」に違いはあるの?【枇杷】

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「ビワ」は漢字で書くと「枇杷」

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「枇杷」の葉っぱは万能

枇杷はバラ科の常緑小高木で、中国が原産の木です。

11月に花を咲かせ、翌年の初夏に、黄色く熟した非常に甘い果実を実らせます。

生でもおいしいですが、ジャムにするのがおすすめでしょうか。

 

枇杷の葉っぱは楕円形で、厚く光沢がある、結構特徴的なものです。

実はこの葉っぱは乾燥させることで「枇杷の葉茶」にできるほか、薬草としても使用されています。

便秘改善や花粉症対策、湿布代わりにすることで捻挫を治したり、お風呂に入れることで疲労回復にも役立つそうです。

 

あまりにも万能で、特に古代中国などは重宝されたのではないでしょうか。

枇杷の葉茶は特に興味があります。

 

「ビワ」名前の由来

枇杷(ビワ)と名前が同じ楽器に「琵琶(ビワ)」というものがあります。

三味線のような奏法で演奏される琵琶は、漢の時代(紀元前206年)にシルクロードを通って中国に伝わりました。

 

ところで、中国に琵琶が伝えられるまで、枇杷には名称がなかったとされています。

枇杷は中国が原産であるため、木自体はありましたが、名前が付いていなかったのです。

 

しかし、西アジアから琵琶が伝わると、枇杷の葉が琵琶の形と非常によく似ていることがわかり、枇杷にはそのまま「枇杷」という名称が与えられました。

楽器の琵琶の名称が、そのまま枇杷の名称になったわけです。

 

その後、日本に枇杷が伝わり、「枇杷」は「ビワ」と音読みするようになったということです。

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「枇杷」漢字の由来

 「琵琶」という漢字は「批把」からきているとされています。

琵琶は西アジアの付近から中国に伝わりましたが、当時、琵琶はイラン語で「barbat(バルバット)」と発音されていました。

「批把」はこの「バルバット」の音に漢字をあてたものなのです。

 

「批把」のうち「批」は両手を並べている様子を、「把」は表面をひっかいている様子を表現しています。

少々こじつけですが、「批把」は琵琶を弾いている様子を意味に盛り込んでいます。

 

その後、「批把」の字には手へんの代わりに、楽器を意味する「珡(琴)」が付けられ、現在の「琵琶」となりました。

これと同じように、植物の枇杷には手へんの代わりに木へんが付けられ、「枇杷」の字が作られたのです。

 

「枇杷」も「琵琶」も発音は同じですが、その漢字の字形で区別されています。

 

全部読み方が「ビワ」…

わかりづらくて申し訳ございません!

 

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参考資料


 

 

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