【名前・漢字の由来】ふくろうは恐ろしい鳥だと思われていた【梟】

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「ふくろう」は漢字で書くと「梟」

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「梟」は恐ろしい生き物

梟はフクロウ科で体長が約50cmもある非常に大きな夜行性の鳥です。

ユーラシア大陸の寒い地方に多く分布し、日本では全国の森林に生息しています。

梟といえば雪の上を飛んでいるようなイメージがありますが、意外にも日本全国にいるようです。

そのイメージはハリーポッターのせいかもしれません。

 

そんな梟は、小型の哺乳類や同じ鳥類を捕食する結構獰猛な鳥です。

このような鳥のことを主に猛禽類といいます。

 これに加えて夜中に「ホーホー」と低い鳴き声が聞こえてきていたため、梟は平安時代から恐ろしい鳥であると認識されていました。

 

余談ですが、フクロウ科の鳥のうち耳のような毛がある種類を「木莵(みみずく)」、ない種類を「梟」と一般的には言うそうです。

 


 「ふくろう」名前の由来

日本では「ふくろう」という名前が奈良時代からあったとされています。

由来についてははっきりと証明されていませんが梟の〈鳴き声〉からであるとするのが一般的なようです。

意外にも「郭公(カッコウ)」のように鳴き声から名前が付いたパターンなんですね。

 

現在の感覚で行くと「ホーホー」→「フクロウ」となったのでしょう。 

わからなくもありません。

 

また、梟には一時期「さけ」という異名があり、こちらは梟が "叫(さけ)" んでいる様子からきているとされています。

 

梟といえば「ホーホー」のように、現在でも梟は鳴き声が代名詞のようになっていますが、それは奈良時代や平安時代から同じであったようです。

 

「梟」漢字の由来

「梟」は見ての通り「木」と「鳥」が組み合わさっている漢字です。

木の上に鳥が止まっている、あるいは張り付いている様子を示しています。

 

梟は日本の森林に生息している生き物であるため、木に泊まっているイメージからこの漢字があてられたといえるでしょう。

 

梟は猛禽類であるため、小型の哺乳類や鳥類を食します。

そのため梟には〈残酷〉や〈残忍〉というイメージが付きまといました。

なので、凶悪で残忍な人物のことを指す「梟雄(キョウユウ)」や人の道に背くほど残酷であることを指す「梟悪(キョウアク)」などに「梟」は使用されています。

 

漢字にも梟が恐ろしい生き物であると認識されていたことが表れているのです。

 

えー、梟かわいいのに

めいちゃん動き鈍いから一瞬で捕まっちゃいそう

 

続きの漢字

 というわけで今回は「木」が付く漢字「梟」を紹介しました。
「木」についての詳しい解説については、以下の記事に載っています。是非チェックしてみてくださいね。

 

 

参考資料

 

 

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