【意味・成り立ち】「冬」は食糧を貯める寒い季節!【小学生】

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トウ・ふゆ
5画 / 冫部 / 会意
①ふゆ。四季の1つ。1年のおわり。

 

ここでは「冬」の成り立ちと意味について見ていくよ。

冬に見たくない漢字№1きた。

 

 

冬は食糧を貯めなければ死ぬ季節

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「冬」の古代文字。
左が約3500年前、右が約2500年前の形です。

「冬」は「ふゆがしら」と「にすい」という2つの漢字から成り立っています。「夂」は冬に備えて貯えられた食糧が、紐で結ばれ、吊るされている様子を描いた漢字です。

昔の人々は、春から秋にかけては、自分たちで育てた作物や、採った山菜、狩った獣を食べることで生活します。しかし、冬の季節はそうはいきません。寒さや雪が厳しく、外に出ることができないためです。なので、人々は冬に備えて食糧を貯え、それを頼りに冬越しをしました。

「夂」はそのような背景によって貯えられた食糧をあらわしています。同時に、こうして食糧を貯えなければ、死んでしまう季節〈ふゆ〉を意味しているのです。

後に、寒い季節であることを強調するために、氷をあらわす漢字「冫」が加えられ、現在の形となりました。ために、「冬」にも「夂」と同じく〈ふゆ〉という意味があります。

「冬」はいまでも〈ふゆ〉の意味しか持たないため、この字が含まれている熟語は、おおよそ季節の状態や現象をあらわすものばかりとなっています。ニュースでよく聞くところでは「暖冬」や「厳冬」などがその例。それぞれ〈暖かい冬〉〈厳しい冬〉と冬の状態を示すものです。

ただし、「冬」は四季の1つをあらわす非常にメジャーな字であるため、「終」「ひいらぎ」「うずき」「ふき」「このしろ」など、漢字の至るところで使用されています。

〈ふゆ〉の意味を使用した例

「冬至」冬の中でも最も夜が長い日。
「冬眠」冬の間、活動しないこと。
「冬瓜」夏に採れ、冬までもつ瓜。
冬菇ドンコ」冬の間に育つしいたけ。
「玄冬」冬の別名。五行説から。

 

 

「冬」の部首は「冫」

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「冬」の部首は「冫」。「冫」は気候の寒さや水が凍ることをあらわす部首です。「冬」ではとても〈寒い〉季節冬をあらわすために使用されています。

 

参考資料

「白川フォント」

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