【意味・成り立ち】「未」はたくさん枝が伸びている漢字!【小学生】

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ミ・ビ・いまだ・ひつじ
5画 / 木部 / 象形
①いまだ~せず。物事が未熟なこと。
②ない。存在しないこと。
③ひつじ。十二支の八番目。

 

ここでは「未」の成り立ちと意味について見ていくよ。

ヒツジキライ…

 

 

枝が伸び放題な漢字「未」

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「未」の古代文字。
約3500年前の形です。

「未」は、木に枝がたくさん伸びている様子をあらわした漢字です。古代文字では「木」の字をベースとして、枝を天高く伸ばすことでそれを表現しています。ところが、いまの漢字では、それを横棒1本で処理しました。

枝が上に伸び続けているということは、その木はまだ、生長しきっていないということです。つまり未熟ということ。ために「未」には、熟していないことである〈いまだ〉という意味があります。

これは「未だ~せず」の用法で古典にたびたび登場するものです。しかしでは現在では専ら熟語での使用が中心となっています。

代表的なところでは「未来」や「未遂」など。それぞれ〈未だ来ていない〉〈未だ遂げていない〉という意味になります。「未」は特に行動や状態を否定する字であるため、後ろに付く漢字は動詞である場合が多いといえるでしょう。

判断が難しいものでは「100㎝未満」などがあります。これは、意味を分解すれば〈100㎝に満たしていない〉ことであるとわかります。なのでこの場合は99.9㎝までがその対象となるのです。逆に「100㎝以下」の場合は100㎝も対象となります。「以下」と「未満」の判断に迷ったときは、「未満」の意味を分解してみると効果的かもしれません。

〈未だ~ない〉の意味を使用した例
未曾有ミゾウいまかつり得なかったこと。
未通女おぼこ」処女。未だ通っていない女。
「未明」夜が明けていないこと。
「未了」まだおわっていないこと。

近い意味の漢字

 

 

「未」の部首は「木」

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「未」の部首は「木」。「木」は樹木の種類や木材の形、木製の道具を表す部首です。「未」では〈木〉の枝が伸びている様子をあらわすために使用されています。

 

参考資料

「白川フォント」

etc.

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