【名前・漢字の由来】レモンは果肉以外にも使い道があった【檸檬】

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檸檬は檸檬1個分のビタミンCがあるらしい

…そうなんだ

 

 

「レモン」は漢字で書くと「檸檬」

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【檸檬】

  • ミカン科ミカン属の常緑低木で、インドが原産。
  • 春から秋にかけて白く小さな花が咲く。
  • 果実は冬に黄色く熟し、皮は薄く剥きやすく、非常に香り高い。
  • 極めて酸味が強い。

 

「檸檬」は果肉以外にも使い道があった

檸檬は果実の酸味が強くビタミンCの代名詞となっている植物ですが、中国では古来よりその木の皮や根を生薬として用いていました。

また、イタリアでは皮から油を搾ることでレモン油を製造するなど、檸檬には果肉以外にも様々な使い道があるようです。

 

ちなみに、檸檬に代表される柑橘類の酸味は主にクエン酸から来ていますが、クエンは「枸櫞」と書き、非常に檸檬に似た果実シトロンを指しています。

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シトロン

 

「レモン」名前の由来

かつて中国では檸檬のことを「宜母(リームー)」と呼んでいました。

これは、主に中国南部原産の広東檸檬のことを指しており、一般的な檸檬とは異なるもののようです。

広東地方では、檸檬はその果肉の酸味から特に妊娠中の女性に好まれ、体に良いとされていました。

「宜母」とは〈母によく効く〉の意で、檸檬が妊婦に効くことを表しています。

 

「宜母」はその後「里木(リームー)」、「黎檬(リーメン)」のように訛っていき、英語圏に伝わることで「lemon(レモン)」の語源になりました。

 

日本に檸檬が伝わったのは明治時代、アメリカからであるため 日本名の「レモン」の発音は、諸説ありますが英語の「lemon」からきているとされています。

由来は英語ですが、その語源は中国にあることから、「レモン」は非常に遠回りして伝わった名称であると言えるでしょう。

 

「檸檬」漢字の由来

「檸檬」の表記は中国における広東檸檬(黎檬)中国外から伝わった檸檬を区別するために作られたものです。

 

「檸(ネイ)」は「寧(ネイ)」から「檬(モウ)」は「蒙(モウ)」からそれぞれ音をとっている形成文字となっています。

そのため、「寧」や「蒙」に特に意味はありません。

 

檸檬という木を表していることから「木」がそれぞれの漢字に付けられています。

 

 

参考資料

クエン酸(クエンさん)とは - コトバンク

シトロンとは - コトバンク

新漢和大字典 普及版 (一般向辞典)

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