【名前・漢字の由来】またたびは人間が食べると辛い【木天蓼】

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「またたび」は漢字で書くと「木天蓼」

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「木天蓼」は辛い

木天蓼はツバキ目マタタビ科の蔓(つる)植物です。

ツバキ目であるからなのか、白く小さい椿(ツバキ)のような可愛らしいお花を咲かせています。

 

「猫に木天蓼」ということわざがあるように、猫がこの実をかじると酔ったようになるため、木天蓼は猫の好物として知られていますよね。

 

しかしこの木天蓼の実、じつは人間が食べると非常に辛いのだそうです。

そのため木天蓼は中国では食用ではなく、おおむね薬用として使用されていました。

 

ちなみにキウイフルーツはマタタビ科マタタビ属で中国原産の果物です。
現在のキウイフルーツは品種改良されたものが主流で、とても甘くておいしいものになっています。

 

「またたび」名前の由来

「またたび」という名称の由来については諸説あります。

 

江戸時代の有名な植物学者海原益軒は、木天蓼は一つの木に2種類の実が生ることから、「またつ実(2つの実)」が「またたび」となったという説唱えており、有力とされています。

 

また、奇抜なものでは「またたび」は以前は「わたたび」と呼ばれていたというものです。

辛いことを表す「わさび」の「わ」と蓼(たで)を意味する「ただれ」を組み合わせることで「わたたび」となったということのようです。

 

素人考えで、あくまでもなんとなくですが、それはないなと思います。

 

「木天蓼」漢字の由来

「またたび」は漢字で書くと「木天蓼」のようになります。

 

「蓼(たで)」とは「葒」とも表し、実が非常に辛い植物のことです。

色も赤くトウガラシのような雰囲気を醸し出しています。

また「天」は〈天高く伸びていく〉というところから木天蓼が蔓であることを示しています。

 

そのため「天蓼」は〈蓼のように味が辛い蔓植物〉となり、これに「木」をつけた「木天蓼」を「またたび」としたのです。

 

猫がとても喜んでいる様子から、人間も食べてみようと思ったのでしょうか。

漢字にしてしまうほど辛い思いをしたのに違いありません。

 

木天蓼にゃんにゃん♪

めいちゃんは木天蓼やらかすといつも暴走します…

 

続きの漢字

というわけで今回は「木」が付く熟語「木天蓼」を紹介しました。

「木」についての詳しい解説については、以下の記事に載っています。是非チェックしてみてくださいね。

 


参考資料

 

 

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