【意味・成り立ち】「中」は旗ざおが突き通っている漢字!【小学生】

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チュウ・なか・うち・あたる
4画 / 丨部 / 象形
①なか。もののまんなか。中心。
②なかば。進行の途中。あいだ。
③心の中。心中。
④うち。中側。ある範囲の内側。
⑤あたる。真ん中を突き通すこと。

 

ここでは「中」の成り立ちと意味について見ていくよ。

熟睡中Zzz…(午前10時)

 

 

旗はなくなり、さおだけや 

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「中」の古代文字。
約3500年前の形です。

「中」は、旗ざおをわくに突き通している様子を漢字にしたものです。古代文字では「たてぼう」の上下に旗が取り付けられているため、旗ざおであることがよくわかります。今の字では旗は省略されているため、さおだけの形となっています。ちなみに、この旗は吹き流しと呼ばれ、古代中国では軍隊の目印として使用されていました。

吹き流し
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いまの漢字で、横長い「口」の形をしているのが、旗ざおを通すわくです。さおがこの真ん中を突き通しているために、「中」には〈なか〉という意味が付きました。これは主に中心をあらわすために使われ、いまでも「中央」や「中核」など、あらゆるものの中心を指しています。ただし、「中途」や「中旬」「〇〇中」のように、進行している物事や期間、道の途中をあらわす際には〈なかば〉を意味しています。

また「車中」や「寒中」など、物事の〈内側〉を示す使用法は、さおのわくから連想した意味です。わくの中を内側ととることで、ある場所や期間の範囲内をあらわしています。なので「車中」といえば、車という空間の範囲内、すなわち車の内側という意味になるのです。

一方「中」には中心をとらえるという意味合いで〈あたる〉ことをあらわす場合があります。例としては標的の中心をとらえる「命中」や「的中」など。ただし、標的にあてるには狙いを定める必要があるため、この意味には暗に〈狙う〉というイメージが含まています。

〈なか〉などの意味を使用した例

「中核」物事の中心。重要な部分。
「中元」1年の半ばを祝うもの。
「中腰」腰が半ば降りた状態。
「折中」意見のをとるもの。
「渦中」もめごとのただ中
「中毒」毒にあたること。

近い意味の漢字
「央」製作中
「心」製作中
「内」製作中
「当」製作中

 

 

「中」の部首は「丨」

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「中」の部首は「丨」。「丨」はつらぬくことをあらわす部首です。「中」では旗竿がわくを〈突き通している〉様子をあらわすために使用されています。

 

参考資料

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