【名前・漢字の由来】ねむのきの葉は性行為の象徴【合歓木】

※ご注意
この記事には解説中に性的な内容が含まれている部分があります。直接的な表現は避けていますが、閲覧は自己責任でお願い致します。

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この記事は
・漢字に興味がある方
・動植物の漢字の由来を知りたい方
・動植物の名前の由来を知りたい方
に向けて書かれています。なるべく専門用語などは使わず噛み砕いて解説しているので、軽い気持ちで覗いてみてくださいね

今回は「合歓木」だよ

 

 

「ねむのき」は漢字で書くと「合歓木」

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【合歓木】

  • マメ科ネムノキ属の常緑高木で、インドから東アジア周辺が原産。
  • 日本にも自生しており、高さは10メートルに上る。
  • 夏に淡い紅色の花が咲く。

 

「合歓木」の葉は性行為の象徴

合歓木の葉は鳥の羽のような形をしています。

この葉は普段は左右対称に両開きになっていますが、夜になると閉じる習性を持っています。

 

中国ではこれを、夜になると身体を重ねる男女に見立て、合歓木の葉を性行為の象徴としてきました。

これにより、古くから合歓木の葉は、結婚祝いの贈り物として、刺繍などのモチーフに使用されています。

また、現在でも夫婦円満や家族円満の意味から庭先に合歓木を植える風習が続いているそうです。

 

この他、樹皮が薬用として用いられるなど、合歓木は古来より生活に身近な木として親しまれています。

 

「ねむのき」名前の由来

日本名の「ねむのき」の発音は「眠りの木」が訛ったものであるとされています。

日本では夜になると葉が閉じる習性を、性行為ではなく単純に睡眠に見立てたわけです。

 

合歓木は日本でも自生しており、各地方で「眠り子」や「眠た木」などの方言が生まれましたが、結局、性的な発想は生まれませんでした。

 

そのため、中国にあるような風習は日本には無く、また伝わってもいないのです。

 

「合歓木」漢字の由来

中国では男女が性行為をしているという見立てから当初、合歓木を「合昏(ゴウコン)」と呼んでいました。

「合昏」とは〈結婚〉しているという意味の言葉です。

これにより、昏(くら)くなると男女が合体することを表しています。

 

後に、「昏(hūn)」の部分は「歓(huān)」に訛り、現在の「合歓(ゴウカン)」の表記となりました。

「合歓木」は日本での表記で、ねむのきが木であることを視覚的に表していると考えられます。

 

ちなみに、「歓」はもとの漢字を「歡」と書き、左側についている「雚(カン)」は鸛(こうのとり)を表しています。

鸛はいつも夫婦そろって行動し、生涯パートナーを変えないことで知られる鳥です。

そのため、「雚」には〈そろう〉という意味があり、「歓」は声をそろえて〈よろこぶ〉様子を表現しています。

 

「合」記事鋭意製作中
「歓」記事鋭意製作中

 

参考資料

エバーフレッシュとねむの木の違いとは?

落葉広葉樹-ナ行/ネムノキ/

 

 

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