【意味・成り立ち】「芯」は灯心草をあらわした漢字!【中学生】

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シン・しん・とうしんぐさ
7画 / 艸・艹部 / 会意形声
①とうしんぐさ。いぐさ。
②しん。中心にあるもの。仕込んだもの。
③花の中心にあるしべ。蕊。

 

ここでは「芯」の成り立ちと意味について見ていくよ。

リンゴの芯までかぶりつき

 

 

いぐさはろうそくの灯心に

「芯」はもともと、いぐさという植物をあらわす漢字として使用されていました。

いぐさとは、茎が柔らかく、ひものように長い草のことです。古来より、畳やござに使用されたほか、ろうそくの燃える部分(灯心)としても使用されるなど、生活に身近な植物として知られています。ろうそくの灯心となる植物であるため、いぐさは別名を「灯心草トウシングサ」ともよばれていました。

いぐさ(灯心草)
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「芯」にある「心」の字は、この灯心草からきており、「くさかんむり」をつけることで、灯火の中心にある植物〈とうしんぐさ〉をあらわしています。

当初はこれだけを指していたものの、その後ろうそくの灯心になぞらえて、〈しん〉を意味するようになりました。つまり、灯心のように、中心にあるものを指すようになったのです。この意味は現在でも「トイレットペーパーの芯」や「シャーペンの替芯」など、まさしく真ん中にあるものに使用されています。

ちなみに日本では、おしべやめしべなど、花の中心部分も「芯」とよぶ場合があります。しかしこれは「雄蕊おしべ」や「雌蕊めしべ」の「しべ」の字と混同した使い方です。〈しん〉の意味を使ったものに思えますが、実は、似ている漢字からきた意味、ということなのです。

近い意味の漢字


「心」製作中

 

 

「芯」の部首は「艹」

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「芯」の部首は「艹」。「艸・艹」は草や木など植物に関することをあらわす部首です。「芯」では灯心草という〈草〉をあらわすために使用されています。

 

参考資料

灯心(とうしん)とは - コトバンク
イグサ - Wikipedia

etc.

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